農耕舎通信

魚沼産コシヒカリを購入するとき、何を基準にしていますか?価格以外にも必ずチェックしたい3つのこと

コシヒカリをいつもスーパーで購入、価格だけで選んでいるあなた。品種と値段だけでお米を選んでいませんか?

お米を買うとき皆さんはどこで、どんな基準でお米を選んでいますか。

やはり一番スーパーで購入される方が多いのではないでしょうか。スーパーで購入すると、ほかの買い物と一緒に済ませることができ、便利ですよね。

何を基準に選んでいらっしゃいますか?

やはり、価格が最も重要でしょうか。

実は、スーパーでお米を買うとき、値段と品種以外にもチェックしていただきたいことがあるのです。

いつもの買い物ついでにスーパーでお米を購入しているあなた、この記事を読むと、今まで価格だけで選んでいたお米をご自身の見立てで自信をもって選べるようになります。

私たち一般財団法人魚沼農耕舎は、魚沼の中山間地で自ら魚沼産コシヒカリを栽培している、四半世紀の歴史を持つ組織です。自然が豊かな魚沼とコシヒカリが大好きな職員たちが、魚沼産コシヒカリや魚沼産ソバを作って、自分たちが作ったものを直接お客様にお届けしています。

そんな私たち農家がお伝えする、賢いお米の選び方をすることで、消費者のみなさんがおいしい魚沼産コシヒカリの見分け方が出来るようになります。

価格で決める前に確認したいこと3つのポイント

・お米をよく見る

 

これから買おうとしている、お米の色はどんなでしょうか?

透明感のあるきれいな白色でしょうか。ツヤがある白色か?それとも、濁った白でないでしょうか?

お米が入っている袋は透明でないものが多いので、見にくいとは思うのですが、ぜひ、目を凝らしてみてみていただきたいです。 

お米の粒はどんなでしょうか?粒の大きさは?欠けているお米が多くないでしょうか?小さな粒のコメが混じってないでしょうか?

「おいしいものは美しい」と聞いたことがあります。購入しようと手に取ったお米が美しくツヤのある、透明感のある白色であることがまず第一です。

・原料米は何か?

次に見ていただきたいのは、袋の裏面の表示です。何年にとれたお米が入っていて、ブレンドされているものなのか、一つの品種のお米だけ入っているのかがわかります。令和3年の1月現在でいうと、令和2年産米が当年産ということになり、一番新しく穫れたお米になります。

 

袋の表示部分に原料米があり、そちらに複数原料米とかいてあれば、ブレンド米。

単一原料米とかいてあれば、ブレンドされていないお米です。

・精米日はいつか?古くないか?

原料を見ていただいた後は、精米日がいつなのかに注目してください。精米したての方がおいしいからです。直販と違って、スーパーでご購入の場合は、精米してから、売り場に並ぶまでは流通経路を経て届くわけですので、日数がかかります。

ただ、購入後、秋冬であれば2ヶ月以内に食べきれるようであれば、ほんの数日違うからと言って、新しいものを手にされる必要はないと思いますが、1週間以上もちがうようであれば、新しいものを購入されることをお勧めします。

また、新米はその年にとれたお米のうち、12月31日までに精米されたものをいいますので、1月半ばを過ぎているのに、まだ新米シールが張られたお米が売っていて、それを買おうと思っている方は精米日をよくよく見てくださいね。

 

このような3つのポイントでお米を見るだけでも、価格に見合ったお米を賢く選べるようになりますので、ぜひ実践してみてください。

価格だけでなく、お米自体を確認して、選ぶことでコストパフォーマンスが高いお米を選べるようになります。

 

農家直送の魚沼産コシヒカリなら、精米したてをお送りいたします。