農耕舎通信

お米を買って裏の表示を見てますか?

お米の精米一括表示が変わったのをご存知ですか?

みなさん、令和2年の新米、もう食べましたか?

私たち魚沼農耕舎も、稲刈り真っ盛りなのですがそれと並行して、魚沼産コシヒカリの新米を通販でご注文頂いたお客様にお届けしております。

さて、みなさんは新米を購入して、裏の一括表示を見ていますか?

新米は今年からちょっぴり変わっている所があるのに、気づいた方いらっしゃいますか?

実は、2020年3月27日から変わっていたので、もう知ってる!という方もいらっしゃるかもしれませんね!

上の表の様に以前の一括表示では、精米をした日にちを記載することになっていまして「精米年月日」だったところを、「精米時期」とすることになりました。時期なので上旬、中旬、下旬と表示することが可能になったのです。

 

ですので、精米年月日から精米時期に変更されています。

何故一括表示が変わったのか?

農林水産省のHPによると

食品ロスの削減

消費者は精米日の新しいものを購入する傾向にあるため、十分に食べられるものであっても、買われなくなってしまい廃棄または販売外となって、食品ロスが助長されているというのです。

精米商品の安定配送の促進や中間コストの削減

米卸売業者は、精米年月日を起点として、早く販売しなければならないという慣習により、短時間での配送が求められるので、配送コストが増え、その分のコストが商品価格に転嫁されたり、配送が困難になりかねない状況が生じているため、買う側にとっても、不利益な状況になっている。ということのようです。

日にちをズバリ、記載するのではなく、10日幅を持たせることで、消費者に買ってもらえるようになれば、食品ロスも減らせるし、商品に価格転嫁されている配送コストも減らせれば、消費者にとっても悪い話ではありません。

一般的に流通している例えばお米屋さんで、精米されているものを買う場合やスーパーやデパートのコメ売り場に並んでいる商品を買う場合は、私も、もちろん、それでいいと思うのです。ほんの数日違うだけなのに、お客様みんなが新しい方を選ぶことによって、どんどん古くなって買われなくなってしまったものが、廃棄されてしまう、ということはお米だけでなくすべての食品において、もったいないことだと感じます。

そして、その数日のために、配送頻度が高まってコストがかかってしまうというのも、非常にもったいないことですよね。

 

私たち魚沼農耕舎が考える、こだわり、魚沼産コシヒカリを精米したてをお届けする。

ただ、私たち魚沼農耕舎は自分たちで魚沼産コシヒカリを作って、私たちが魚沼産コシヒカリを精米して、袋につめて、梱包し、発送しています。注文後に精米して発送していますので、販売形態がそもそも異なっております。

私たちは、通販で魚沼産コシヒカリの注文を受けてから、曜日を決めて、発送直前に精米しています。なので、私たちにとっては、精米日ではなく、精米時期でいいですよ、といわれても、折角、魚沼産コシヒカリを作っている私たちを選んで購入してくださるお客様にとっての価値が減るようで、気が進みませんでした。

ということで、私たちは一括表示に精米時期としながらも、枠外に精米日をしっかりと、スタンプして、精米日を明確にお示ししています!

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発送直前に精米してお届けする魚沼産コシヒカリの通販はこちらから