農耕舎通信

稲の花ってみたことありますか?魚沼産コシヒカリの出穂の様子

魚沼産コシヒカリの花、初めてまじまじと見ました!

今年から私たち魚沼農耕舎の舎員に入った新人君が、事務所前でバケツ苗を育てています。バケツと言ってもかなり大きいサイズで、15cm土を入れ田んぼに近い状態で試験栽培しています。

こんな感じで、3株をそれぞれ苗の本数を変えて実験をしています。この魚沼産コシヒカリが只今、出穂期(しゅっすいき)で花盛りなのです。

いつもは遠くからしか見られない稲の花にかぶりつきで見ることが出来、生長の違いがはっきりと見てとれます。

稲の花といえば、こんな感じの画像が多いと思うのですが、同じ株の中にもいろいろあるのが驚きです。

右側は花が咲く直前の穂、真ん中はまだ葉の中に穂がある状態です。

こちらは、穂が葉っぱからちょっと出たものと、半分くらいでたものなどなど。

穂が葉から出る直前や出つつある様子は、魚沼に住んで25年経ちましたが、今年初めて目にしたもので、同じ株なのにこんなにそれぞれの速さで生長するんた!と感動しました!

師匠に聞いてみると、朝の早い時間だけ、緑のもみが開いて、伸びてきたおしべの花粉と中にあるめしべが受粉してお米になるということ。しかも、その後その籾は閉じてしまうのだそうです。今日も見てみましたが、緑の籾が開いているところを見ることはできませんでした。

お近くの方で、見たい方がいらっしゃいましたら、どうぞお越しください。

また、現在、令和3年産の予約受付中です。ショップもリニューアルしておりますので、ご覧ください。お待ちしております。